残暑で注意したい「隠れ脱水」──気づかないうちに進む体の危険サイン
真夏を過ぎても続く残暑は「隠れ脱水」に要注意。強い口渇がなくても頭痛・倦怠感・集中力低下などの症状が出ることがあります。本記事では隠れ脱水のチェック方法や予防策、受診の目安を医師が解説。新宿駅 内科・心療内科クリニックでも早期対応が可能です。

目次
- 隠れ脱水とは?
- 残暑に多い理由
- 隠れ脱水の症状チェックリスト
- 日常生活でできる予防のポイント
- 高齢者・持病がある方は特に注意
- 受診が必要なケースと当院での対応
- まとめ
1. 隠れ脱水とは?
「隠れ脱水」とは、強い喉の渇きや発熱がなくても体の水分バランスが崩れ始めている状態を指します。明確な自覚症状が少ないため見逃されやすく、熱中症や心血管系の合併症につながるリスクがあります。
2. 残暑に多い理由
- 気温は少し下がっても湿度が高く、体から水分が失われやすい
- 秋に近づくと「もう水分補給は大丈夫」と油断しやすい
- 冷房や冷たい飲み物で「体感的な渇き」が鈍くなる
そのため、夏本番よりも気づかないまま進行するケースが増えます。
3. 隠れ脱水の症状チェックリスト
チェック項目 | 注意ポイント |
|---|---|
口の乾き | 強い渇きではなく「ネバつき感」 |
尿の色 | 濃い黄色・回数が減る |
体調 | 頭痛・めまい・だるさ・集中力低下 |
皮膚 | 乾燥やハリの低下 |
※複数当てはまる場合は「隠れ脱水」の可能性があります。
4. 日常生活でできる
予防のポイント
- 水や麦茶を「こまめに少量ずつ」摂取
- コーヒーやアルコールは利尿作用があるため摂りすぎ注意
- 汗で失われる塩分を補うため、経口補水液や梅干しを活用
- 就寝前や起床後の水分補給を習慣化
5. 高齢者・持病がある方は
特に注意
- 高齢者は「喉の渇きを感じにくい」ためリスクが高い
- 糖尿病や心疾患の治療中の方は脱水が病状に悪影響を及ぼす可能性あり
- 利尿薬を内服している場合は特に医師の指導下での水分管理が必要
6. 受診が必要なケースと
当院での対応
次のような場合は早めの受診をおすすめします:
- 強い頭痛、吐き気、意識がぼんやりする
- 尿がほとんど出ない
- 高齢者・持病持ちで体調の変化が大きい
新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、血液検査や点滴治療を含めた迅速な対応が可能です。新宿駅から徒歩1〜2分の立地で、仕事や通学の合間にも受診いただけます。
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7. まとめ
残暑は油断から「隠れ脱水」が増える季節です。強い喉の渇きがなくても、倦怠感や尿の変化があれば注意が必要です。予防を意識しつつ、必要な場合は早めの医療機関受診を心がけましょう。
4 September, 2025
