寒さで血圧が上がる?1月に注意したい「冬季高血圧」と受診の目安
1月は一年で寒さが厳しく、血圧が上がりやすい時期です。 年末年始の生活リズムの乱れや運動不足、塩分・アルコール摂取の影響が続くことで、「冬季高血圧」が顕在化しやすくなります。 この記事では、1月に血圧が上がりやすい理由、放置するリスク、受診の目安についてわかりやすく解説します。

目次
- 冬季高血圧とは?1月に特に注意が必要な理由
- 1月に多い血圧上昇のパターン
- 冬季高血圧を放置するリスク
- 1月の受診を検討すべき目安
- 1月から始める冬季高血圧対策
- 当院での血圧管理の考え方
冬季高血圧とは?1月に特に注意が必要な理由
冬季高血圧とは、寒さによる血管収縮や自律神経の変化によって、冬場に血圧が上昇しやすくなる状態を指します。
特に1月は、
- 年間で最も気温が低い
- 室内外の温度差が大きい
- 正月明けで生活リズムが乱れやすい
- 運動量が減少しやすい
といった条件が重なり、12月と並んで血圧が不安定になりやすい時期です。
1月に多い血圧上昇のパターン
1月の外来では、次のような相談が増えます。
- 年末までは問題なかったが、年明けから血圧が高い
- 朝の血圧だけが高くなった
- 降圧薬を飲んでいるのに冬だけ数値が上がる
- 頭痛、めまい、動悸を感じるようになった
特に起床時や寒い脱衣所・トイレでの血圧上昇は、冬季高血圧の典型的な特徴です。
冬季高血圧を放置するリスク
一時的な上昇と思われがちですが、冬季高血圧を放置すると、
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 心不全
- 不整脈
といった心血管イベントのリスクが高まります。
高血圧治療中の方ほど、「冬だけ高い」という変化を見逃さないことが重要です。
1月の受診を検討すべき目安
以下に当てはまる場合は、1月中の受診をおすすめします。
- 家庭血圧で
・朝の血圧が 135/85mmHg以上 の状態が続く - 年明けから明らかに血圧が上昇した
- 服薬しているが、冬になると効きが悪いと感じる
- 頭痛・めまい・息切れ・動悸を伴う
- 健康診断で「要経過観察」と言われたままになっている
1月は「様子見」になりやすい時期ですが、血圧管理を立て直す重要なタイミングでもあります。
1月から始める冬季高血圧対策
日常生活では、以下の対策が有効です。
- 起床前後・就寝前の血圧測定を習慣化
- 脱衣所やトイレの寒さ対策
- 塩分・アルコール摂取の見直し
- 正月太り後の軽い運動再開
- 必要に応じた薬剤調整
冬の血圧は、季節性を考慮した管理が大切です。
当院での血圧管理の考え方
新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、
- 冬季高血圧を意識した血圧評価
- 家庭血圧を含めた総合的な判断
- 生活習慣と服薬状況を踏まえた調整
を行っています。
「年が明けてから血圧が気になる」という段階でも、早めのご相談をおすすめします。
10 January, 2026
