秋から始める“生活習慣病リセット” 健診後の再検査・フォローの重要性
秋の健康診断で血糖・脂質・血圧の異常を指摘された方へ。放置せず、再検査や生活習慣の見直しを始めることが“生活習慣病リセット”の第一歩です。新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、再検査から治療・食事指導まで一貫したフォロー体制を整えています。

目次
- 秋の健診で異常値が見つかる背景
- “要再検査”を軽視してはいけない理由
- 生活習慣病リセットのための3ステップ
- 再検査・フォローで分かる「隠れ進行リスク」
- 当院で行うフォローアップの流れ
1. 秋の健診で
異常値が見つかる背景
秋は企業や自治体の定期健診が集中する時期です。夏の暑さで運動不足・食事の乱れが続いた影響が数値に反映されやすく、
「血糖値がやや高い」「LDLコレステロールが基準を超えた」といった軽度の異常が初めて見つかる方も多くなります。
一見軽微に見える異常でも、放置すると動脈硬化や心疾患のリスクが高まるため、
症状をきちんとコントロールして、**秋は“リセットのチャンス”**と捉えることが重要です。
2. “要再検査”を
軽視してはいけない理由
健診結果のコメント欄に「要再検査」や「要精密検査」と書かれていても、
「自覚症状がないから」「次の健診でまた見よう」と後回しにしてしまうケースは少なくありません。
しかし実際には、以下のような背景が潜んでいることがあります。
項目 | 想定される原因 | 放置した場合のリスク |
|---|---|---|
空腹時血糖・HbA1c上昇 | 糖尿病・耐糖能異常 | 網膜症・腎症・神経障害 |
LDLコレステロール上昇 | 脂質異常症 | 動脈硬化・心筋梗塞 |
血圧高値 | 高血圧症 | 脳卒中・心不全 |
肝機能異常(GPT上昇など) | 脂肪肝・アルコール過多 | 肝硬変・肝癌 |
早期に原因を把握し、再検査・生活指導につなげることが将来的な重症化予防につながります。
3. 生活習慣病リセットのための
3ステップ
秋から始める生活習慣病対策は、以下の3ステップが基本です。
- 再検査で現状を正確に把握する
空腹時血糖や脂質など、数値変化を客観的に確認。 - 生活習慣の見直しをスタート
食事・運動・睡眠のリズムを整え、年末に向けて体調基盤を立て直す。 - 医師による継続フォローを受ける
再検査の結果を踏まえ、必要に応じて薬物療法や管理栄養士による指導を行う。
4. 再検査・フォローで分かる
「隠れ進行リスク」
一度の健診だけでは見落とされがちな“隠れリスク”も、定期フォローによって明らかになります。
- 血糖値:正常範囲でも「食後高血糖」が潜んでいることがある
- 血圧:診察室では正常でも、自宅測定で高値が出るケース(仮面高血圧)
- 脂質:LDLが正常でもHDLが低い場合、動脈硬化が進行することも
こうした微妙な変化を早期に把握するためにも、再検査や定期通院が欠かせません。
5. 当院で行うフォローアップの流れ
新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、健診後の再検査から生活指導まで一貫したフォロー体制を整えています。
ステップ | 内容 |
|---|---|
Step1 | 健診結果の持参・問診(再検査項目の確認) |
Step2 | 採血・尿検査・心電図・血圧測定など実施 |
Step3 | 結果説明と生活指導・必要に応じて治療開始 |
Step4 | 定期フォローで改善状況を確認 |
「健診結果を放置してしまった」「異常はあるが症状はない」という方も、今からでも遅くありません。
秋は体調を立て直す最適な時期です。生活習慣病リセットの第一歩として、ぜひご相談ください。
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