心療内科の初診ってどんなことをするの?不安を減らす予備知識

「心療内科の初診が不安」という方は多くいらっしゃいます。本記事では、初診時の流れ、よくある質問、準備すべきこと、診断や治療の進み方まで丁寧に解説します。新宿駅 内科・心療内科クリニックの診療現場から、安心して受診するためのヒントをお届けします。

27 May, 2025

心療内科の初診に行くのが不安なあなたへ

「どんなことを聞かれるの?」「どんなふうに診察されるの?」「薬は出されるの?」——心療内科を初めて受診する方の多くが、こうした不安を抱えています。
この記事では、初診時の流れから心構え、よくある誤解までを、実際の診療の流れに沿って解説します。


初診でよく相談されるお悩みとは?

主訴

具体例

気分の落ち込み

「朝がつらい」「何も楽しくない」

不安・緊張

「電車に乗れない」「人前で話せない」

身体症状

「動悸」「息苦しさ」「胃腸の不調」

不眠

「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」

疲れやすさ

「何もしていないのに疲れる」


初診時の流れ:不安を減らす5ステップ

① 問診票の記入

まずは現在の症状、生活の状況、服薬歴などについて、問診票を記入します。

② 診察(医師との面談)

問診票をもとに、医師が詳細を確認します。雑談のような雰囲気で、リラックスして話せるように工夫しています。

☑ よくある質問

  • 「何から話せばいいですか?」→話しやすいことからでOKです。
  • 「涙が出そうになったらどうしよう」→そのままで大丈夫。自然なことです。

③ 必要に応じてスクリーニング検査

SDS(うつ病評価)やASRS(ADHD評価)などの自記式検査を行うこともあります。

④ 仮の診断・治療方針の提案

診断名が明確に出るケースもありますが、初診では「〜の傾向がある」「経過を見て判断する」といった方針提示が主になります。

⑤ 薬の処方 or カウンセリング提案

必要に応じて薬を処方することもありますが、初回から処方しないことも多いです。薬に抵抗がある方には、生活改善や心理的支援中心の提案も行います。


よくある誤解:「初診=すぐ薬が出る」は本当?

誤解

実際のところ

薬漬けにされそう…

ご本人の希望を最大限尊重して方針を立てます。

通い始めたら辞められない?

治療はいつでも中断・再開可能です。

精神科=重症な人だけ?

軽度な悩みやストレスでも来院する方は多くいます。


受診前に準備しておくと良いもの

  • 保険証・医療証類
  • お薬手帳(服用中の薬がわかるもの)
  • 簡単なメモ:症状の経過・困っていること
  • 緊張してうまく話せないとき用のメモやスマホメモ

まとめ:初診は「話して整理する場」と考えてOK

心療内科の初診は、診断や治療のためというよりも、「今のつらさを整理して、今後どう向き合っていくか」を一緒に考える場です。
不安な気持ちごと話してくださって構いません。
新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、初診の方が安心できるよう、ゆっくりお話をうかがう時間を設けています。

WEB予約問い合わせアクセス
アクセス
心療内科心療内科予約
内科
内科予約
診療時間
お問い合わせ