秋冬に増える“隠れ糖尿病” 体重・血糖値が上がりやすい生活パターンとは
秋から冬にかけては「隠れ糖尿病」が増える季節です。気温の低下や運動不足、食生活の乱れが血糖コントロールを悪化させる原因になります。自覚症状が乏しい“予備軍”の段階から、生活習慣の見直しと検査で早期発見を目指しましょう。

目次
- 秋冬に「隠れ糖尿病」が増える理由
- 自覚症状が出にくい“隠れ糖尿病”とは
- 体重・血糖値が上がりやすい生活パターン
- 放置によるリスクと早期対策
- 新宿駅 内科・心療内科クリニックでの検査とサポート
1. 秋冬に「隠れ糖尿病」が増える理由
秋から冬にかけては、気温低下により体がエネルギーを蓄えようとするため、基礎代謝が変化しやすい時期です。
さらに、運動量の減少や食事イベントの増加により、血糖値の上昇リスクが高まります。特に「健診ではまだ正常範囲だが、空腹時血糖が高め」「HbA1cが微妙に上がっている」といった“グレーゾーン”の方は注意が必要です。
2. 自覚症状が出にくい
“隠れ糖尿病”とは
隠れ糖尿病とは、空腹時血糖値やHbA1cが基準値近くでも、食後高血糖が起きている状態を指します。
疲れやすい、眠気、集中力低下などの軽い症状しか現れず、気づかないまま進行することが多いのが特徴です。
この段階での対応が遅れると、将来的に動脈硬化や心血管疾患のリスクが高まります。
3. 体重・血糖値が
上がりやすい生活パターン
生活習慣 | 血糖上昇につながる要因 |
|---|---|
夜遅い食事・間食 | 脂質・糖質の蓄積、脂肪肝の進行 |
運動不足 | インスリン感受性の低下 |
睡眠不足 | 自律神経・ホルモンバランスの乱れ |
ストレス過多 | コルチゾール分泌による血糖上昇 |
アルコールの増加 | 肝機能の低下・血糖コントロール悪化 |
秋冬は「忘年会」「年末年始のごちそう」などで摂取カロリーが増える時期でもあります。
特に夜間の食事や間食、睡眠の乱れは、血糖値の乱高下を助長します。
4. 放置によるリスクと早期対策
隠れ糖尿病を放置すると、合併症リスクが高まるだけでなく、免疫機能低下や感染症(風邪・インフルエンザ)にも弱くなります。
予防には以下のポイントが効果的です。
- 夕食は就寝2〜3時間前までに
- 1日30分程度のウォーキング習慣
- アルコール・間食のコントロール
- 定期的な血糖・HbA1cチェック
5. 新宿駅 内科・心療内科クリニックでの検査とサポート
当院では、血糖値・HbA1c・インスリン抵抗性の評価を含む生活習慣病検査を実施しています。
また、睡眠不足やストレスなど心身の要因も併せてサポートし、生活リズムの見直しや栄養指導を行っています。
「最近疲れやすい」「体重が増えた」「健診結果が気になる」方は、お早めにご相談ください。
診療予約(直接来院)はこちらから!
オンライン診療はこちら※から! ※一度直接来院・診療いただいた方が対象です!
