最近、熱中症の患者さんが急増中|夏の発熱は“風邪”とは限りません 新宿駅の熱中症治療

当院でも最近、熱中症による体調不良で受診される方が増えてきました。「風邪かな?」と思っていたら実は熱中症だった…というケースも多く、正しい見極めと早めの受診が大切です。

19 June, 2025

1. 最近、熱中症の受診が増えてきました

6月に入り、当院でも「熱が出た」「体がだるい」「頭が痛い」といった症状で来院される方が目に見えて増えてきました。よく話を聞いてみると、屋外での作業や通勤途中、冷房の効かない部屋で過ごしていたなど、“熱中症を疑う背景”がある方も多く見られます。

実際、毎年この時期から熱中症による発熱は増加傾向にあります。単なる夏風邪や感染症と見分けがつきにくいため、注意が必要です。


2. 熱中症と感染症、どう見分ける?

症状だけでは判断がつきにくいのですが、いくつかのポイントがあります。

  • 発熱の前に屋外で活動していた
  • のどの痛みや咳などがなく、全身のだるさが強い
  • 発汗が止まって皮膚が乾いている
  • 水分摂取ができず、意識がもうろうとしている

このような状態は、感染症よりも熱中症による体温上昇の可能性が高く、応急処置と医療的な判断が求められます。


3. 早めの受診が重症化を防ぎます

「少し熱っぽいけど、寝れば治るかな」と我慢してしまう方も少なくありません。しかし、熱中症の初期対応が遅れると、意識障害や腎機能低下など深刻な事態につながることがあります。

特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方、小さなお子さんは要注意です。
当院でも、軽症のうちに適切な水分・電解質補正や点滴を行うことで、重症化を防げたケースが多くあります。


4. 医師からのひとこと

熱中症は「誰でも」「どこでも」「急に」起こりうる身近な病気です。夏の発熱=風邪と思い込まず、「いつ・どこで・何をしていたか」を振り返ることが大切です。

最近は屋内での発症も目立ってきており、特に冷房を使っていない室内やキッチンなどでも発症リスクがあります。

「ちょっとおかしいな」と思ったら、自己判断せずにぜひ早めにご相談ください。新宿駅 内科・心療内科クリニックでは、点滴対応や熱中症と感染症の鑑別診療も行っております。

WEB予約問い合わせアクセス
アクセス
内科
内科予約
心療内科心療内科予約
診療時間
お問い合わせ